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分離発注のお願い
御発注者の皆様にとりまして何よりの関心事は、御自分の希望する建物を出来るだけ少ない費用で、しかも質の良いものに仕上げるということであろうかと存じます。
特に最近におきましては、技術水準の高度化、多様化に伴い建築総工事費に占める設備工事費の比率が年々上昇しており、
その割合が40%〜50%で、建物によっては60%まで達することもめずらしいことではなくなりました。
その意味で電気設備工事は、単独で発注し責任施工をさせることが一番良い方法であり、必ずや御発注者の御要請に十分にお答えするものと確信しております。
今後とも建築物の御発注にあたりまして、特段の御理解を賜り地元設備専門工事業者に分離発注賜りますようお願い申し上げます。
電気設備工事を分離発注されれば次のようなメリットが得られます
分離発注のメリット | コメント |
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建物の電気設備は竣工後のメンテナンスやリニューアルが極めて需要で、トータルコストに与える影響は大きいものがあります。お客様とすべて直接対応できる分離発注は、この面からも極めて有利であります。 |
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設備の竣工後、瑕疵担保期間経過後でも施設に対し責任をもってサービスを継続します。 |
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非常用機器を常時所有しているのでトラブル等の緊急時にはお客様から直接連絡を受けることにより、迅速に対応できます。 |
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一括発注に比べてゼネコンの施工管理担当者等の重複がなく、中間マージンが省けます。 |
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発注者の予算通りの工事価格で施工でき、予算が建築に片寄らなくてもすみます。(一括発注の場合はゼネコンが別に設定した工事価格で下請業者に発注します。) |
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元請業者として発注者の希望する設計書通りの品質・性能に適合した工事ができます。 |
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発注者の意向がストレートに伝わり発注者の予定した価格で良い物ができます。また、追加・変更等が発生した場合でも融通性があり、サービスができます。 |
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工事施工に当たって国家資格を持った経験豊な技術者・技能者が従事する必要があります。一括発注の場合、下請けに対して資格者の十分なチェックが出来ないことがあります。 |
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施工管理の指揮命令系統は一括発注方式と異なり、重複管理がなくなります。 |